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権力と陰謀/大統領の密室 DVD

日記の操作の仕方も忘れかけた今日このごろ。3年以上放置していました。 直前の(といっても2013年2月の)日記で、"Washington: Behind Closed Doors"(邦題「権力と陰謀 大統領の密室」のDVDが、と書いています。合衆国のACORNというメーカーが出した3枚組の…

警察署長(スチュアート・ウッズ)

もう一つ好きなドラマ『警察署長』についても意外に資料がないので、備忘録。 原作:スチュアート・ウッズ『警察署長 Chiefs』1981年 (邦語訳は真野明裕によりハヤカワ文庫) 1983年11月・CBS 1985年8月・NHK「サスペンス・ドラマシリーズ」 第1話「警察署…

権力と陰謀 原作とテレビドラマ

アメリカでDVDが発売されているらしいので、注文してみた。無事届くかどうか。 原作とテレビの違い、それからドラマと現実の違いについて、書こう書こうと思ってなかなか進まないので、まずは前者についてメモ書き。 (1)原作はジョン・アーリックマン『ザ…

銀河ヒッチハイクガイドの続きとか

最近の娯楽・教養の読書: ダグラス・アダムス『宇宙の果てのレストラン』『宇宙クリケット戦争』『さようなら、いままで魚をありがとう』『ほとんど無害』(いずれも河出文庫)・・・前に読んだ『銀河ヒッチハイクガイド』(id:makinohashira:20090904#p1)…

ゴダード小休止

ロバート・ゴダードの「悠久の窓」は昨年末の内に読み終え、今は小休止状態です。って100円コーナーに見あたらないだけなんですが。 「悠久の窓」は、何が起こっているのか・次に何が起こるのか・動機は何なのか、よく解らないままに読み終えてしまいました…

ファーザーランド

ロバート・ハリス「ファーザーランド」(文春文庫)も100円コーナーで発見。 どこかで聞き覚えがある著者名と思ったら、前に読んだ「ポンペイの四日間」の人でした。 中身は英語版Wikipediaに書かれていたように、TV映画とは大幅に違っていまして、主人公の…

ゴダード微妙

講談社文庫でゴダードの翻訳が出ているのを知ったので、ブックオフに寄る度に100円コーナーを確認。早速「眩惑されて」と「悠久の窓」を買ってきました。前者を読み終え、後者の下巻に入ったところです。 正直いって「眩惑されて」は微妙です。かなりのあり…

ドイツが第二次世界大戦に勝利した世界

他に読んだ本: マリ・デイヴィス「英国占領」(上)(下):レイ・デイトンの「SS-GB」と同じく、ドイツ軍が1940年に英国上陸に成功し英国を占領していたら、という仮想世界のお話。「SS-GB」はスコットランド・ヤードの警視が主人公でした。この「英国占領…

ゴダード凄い

ゴダードの作品は・・・ "Past Caring" (1986) 「千尋の闇」(創元推理・1996)* "In Pale Battalions" (1988) 「リオノーラの肖像」(文春・1993)* "Painting the Darkness" (1989) 「闇に浮かぶ絵」(文春・1998) "Into the Blue" (1990) 「蒼穹のかな…

ハリー・バーネット三部作

また3ヶ月も放置。何だか余裕がないなぁ。風邪で寝込んでいるときしか、落ち着いて文章を書いて更新という気分になりません。 さて、娯楽本の読書記録、ロバート・ゴダード編。出版順とかあまり考えずに、ブックオフの100円コーナーで見つけた順に読みました…

銀河ヒッチハイクガイド

銀河ヒッチハイク・ガイド (河出文庫)作者: ダグラス・アダムス,安原和見出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2005/09/03メディア: 文庫購入: 39人 クリック: 347回この商品を含むブログ (370件) を見る このかん読んだ本の感想も書きたいけど、最近読み終…

ゴダードのNever Go Back

しばらく止まってしまっていた、Robert Goddard, "NEVER GO BACK" をようやく読み終えたので、メモ。Never Go Back作者: Robert Goddard出版社/メーカー: Corgi発売日: 2006/11/14メディア: マスマーケットこの商品を含むブログ (1件) を見る 主人公のハリー…

長く放置したもんです

気がつけばパスワードを忘れかけるほど放置していました。 仕事やら何やら充実しすぎた毎日だったのもありますが、ただ何となく書く気がおきなかったというところ。 でもやはり読書メモとCDメモくらいはつけておかないと駄目ですね。感想は後日書くとして…

娯楽本読書メモ

昨年9月のメモ(id:makinohashira:20080922#p3)以来、久々にまとめておこう。 洋書以外は相変わらずブックオフの100円コーナーに頼っている。 この冬に読んだ本: パトリシア・ハイスミス『アメリカの友人』『死者と踊るリプリー』 あの『太陽がいっぱい(…

ヒュルトゲン・ヴァルト

二、三日前からこんな本を読んでいます。The Battle of Hurtgen Forest (Spellmount Siegfried Line)作者: Charles Whiting出版社/メーカー: Spellmount Publishers Ltd発売日: 2007/07/01メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (1件) を見る ヒュル…

ロマン・ポリシェ

バーナビー警部やメグレ警視の動画に刺激を受けたというわけではなく、単純にブックオフの100円コーナーで何となく面白そうだったので、以下のシリーズを読んでみたり。 ヘニング・マンケルのクルト・ヴァランダーのシリーズ レイ・ハリスンのブラッグ部長刑…

メイジー

本屋さんに行って洋書ペーパーバックのバーゲンコーナーを眺めてたら、落ち着いた装丁のものが一冊目につきました。内容紹介を読むと推理小説みたいだし、1,782円が700円とお得だわ(我ながら浅ましいなあ)。ということで買ってきました。Jacqueline Winspe…

ガリポリ再び

第一次世界大戦で枢軸側にたって参戦したオスマン・トルコは、ダーダネルス(ヘレスポント)海峡を封鎖。ロシアは黒海からの海上輸送路を失い、苦境に陥る。英仏はロシアからの要請を受け、エーゲ海側からダーダネルス海峡を突破しイスタンブール(コンスタ…

ガリポリ

アラン・ムーアヘッドの「ガリポリ」を買って読み始めました。翻訳本の古書は高いので、ペーパーバック。50年以上前の本なので、今はもっと良い資料を使った新しい本が出ているのかもしれませんが、一応このテーマに関する古典ということで。 読み始めたとこ…

指揮棒

黄色いレコード屋さんのついでに本屋さんにも寄って、久々に立ち読みなど。やはり立ち読みは重要です。買おうと思っていた本があったんですが、一寸確かめてみると内容の大半は同じ著者が前に出してる本の焼き直しだったので、買うのは止めました。ネットだ…

種火

酒飲んでヘロヘロになって逃避するのとバランスをとる意味(?)で、聴いているのはベートーヴェン様の後期の弦楽四重奏曲。ずいぶん前に書いたイタリア四重奏団の演奏で。Complete String Quartetsアーティスト: Quartetto Italiano出版社/メーカー: Philip…

小さな世界と交換教授

12月の記事(id:makinohashira:20071222)で書いたデイヴィッド・ロッジの"Small World"『小さな世界』を無事読了した旨は、その記事に追記しておきました。イギリス中部の冴えない街ラミッジ(架空の街でモデルはバーミンガムのようです)の大学で開かれた…

大忙し

貧乏金なし暇もなし。 健康で文化的な生活を営んでいませんなぁ。せいぜい、大学時代に英語の授業で読んでたDavid Lodge "Small World"が発掘されたのを読んだり、Yahoo!動画で「バーナビー警部」を観たり、といったところ。 "Small World"は、授業で読んで…

夏休みの宿題

ビル・ネイピアの二作品の感想文。ペトロシアンの方程式〈上〉 (新潮文庫)作者: ビルネイピア,Bill Napier,藤田佳澄出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/12メディア: 文庫この商品を含むブログ (5件) を見るペトロシアンの方程式〈下〉 (新潮文庫)作者: ビ…

貴婦人として死す

カーター・ディクスン(ジョン・ディクスン・カー)「貴婦人として死す」 アマゾンでは表紙の絵が出てこないので、久々に自分で撮ってみました。・・・歪んでますね。 これを読むのは何度目でしょう。もうトリックも犯人も頭に刷り込まれています。サー・ヘ…

ヤバい婆ちゃん

お酒も飲んでるし音楽も聴いてるんですが、まずは読書の秋ということで。 老人たちの生活と推理 (創元推理文庫)作者: コリン・ホルトソーヤー,Corinne Holt Sawyer,中村有希出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2000/07/21メディア: 文庫購入: 1人 クリック:…

最後から二番目の真実

最後から二番目の真実 (創元SF文庫)作者: フィリップ・K.ディック,Pilip K. Dick,佐藤龍雄出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2007/05メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 12回この商品を含むブログ (40件) を見る P.K.ディックの「最後から二番目の真実」 …

節操なし

体調不良で1週間ほど不活性状態で過ごしました。余波でお盆の計画はパー。 最近買って読んだ本、感想を書こうと思った分のリストだけ。いずれもショッピングセンターの片隅のチャリティーバザーで1冊50円、4冊で200円というのが嬉しいやら悲しいやら。 ペト…

聖なる暗号

聖なる暗号 (ハヤカワ文庫NV)作者: ビルネイピア,Bill Napier,三角和代出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2006/03/01メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (5件) を見るビル・ネイピア「聖なる暗号」をブックオフの100円コーナーで購入。原著は…

本能寺

子供は身体を動かさんと気がすまないようですが、大人はおとなしく読書。といっても家では子供の相手をしてるので、通勤時の電車内が私の書斎。 検証 本能寺の変 (歴史文化ライブラリー)作者: 谷口克広出版社/メーカー: 吉川弘文館発売日: 2007/04/01メディ…