双眼鏡購入記1

情報を集めようの巻
先日書いたように、ちゃんとしたというか本格的な双眼鏡を買いました。その購入記などを。
いや別にタンクローがちゃんとしてないわけじゃないですよ。Web上の評価を見ても、非常に良心的な双眼鏡だということがわかりますし、本当に気軽に使えます。でも限界はあるわけで、天気の悪い日に鳥を見ようと思っても細かいところまでクッキリというわけにはいきません。それだけの理由で新しい双眼鏡を買ってしまうのはナニなんですが。私って物欲に弱いし、何事も形から入る傾向があるし、まあこれは矯正不可能な悪癖ですね。
それにしても物欲で行動しちゃいけませんですな。タンクローでもっと楽しんで、探鳥会ってんですか、そういう集まりに参加して、でその中で先輩方にアドバイスを貰って知識も技術も機材もグレードアップしてゆくというのが王道です。何事にも先達は、ってやつですな。しかしながらその何とか会ってのが(Webで見る限りは)どうもあまり面白そうに思えない。そもそも鳥を見に行きたいわけで人と群れたいわけじゃないし。人に気をつかうのは職場と家庭だけで十分。気の向いた時に好きな場所に行って眺めたいわけで。
閑話休題
今回、何を買うか決めるに当たっては、携帯の場合と同じくカタログを見比べて、Web上のいろんなところを見て、本を読んで、様々な形で情報収集しました。特に役に立ったのは次のサイトと本です。
ウェブサイト:
「双眼鏡愛好会」さん
http://binoculars.at.infoseek.co.jp/index.htm
「私のカメラと双眼鏡」さん
www003.upp.so-net.ne.jp/camera-bino/index.html
本:
白尾元理「双眼鏡クラブ」(誠文堂新星社・1997年)双眼鏡クラブ (カラー・ガイド・ブック)
「双眼鏡愛好会」さんは初心者向けの選び方から、高価な双眼鏡と安価な双眼鏡の画像を示した見え方の比較といったあたりまで、興味深い記事が並んでいます。ただここ2年程更新されてないようですね。掲示板の方は動いていますが、一寸雰囲気が独特でニンともカンとも。「私のカメラと双眼鏡」さんは、天文雑誌「月間星ナビ」に「双眼狂闘病記」なるコラムを連載されていたようで、サイトにもそれが掲載されています。遍歴とか使用中の双眼鏡なんて読むと、ツァイスやスワロフスキーが欲しくなってしまいます。
他にも「双眼狂」とか「鳥見 双眼鏡」「天体 双眼鏡」なんて感じで検索するといろんなサイトで双眼鏡の紹介がしてあります。しかし、初心者に役立つ情報が解り易く提示されているのは上の二つのサイトのように思えました。余りにマニアックなサイトの方々には私からすれば「変な価値観の人たち」もいるようで・・・知識の豊富さとか尊敬すべき方々なんですけどね。これ以上は止めておきましょう。
白尾さんの「双眼鏡クラブ」は、1997年発行ということで口径毎の機種紹介の部分などで情報がだいぶ古くなってますが、基本性能を示す際に用いられる用語の意味や光学的な話の初歩など、非常に判り易く書かれています。大きな本屋さんなら置いてあるかと思います。
以下の記述ではこれらを参考にしていることをお断りしておきます。あ、でも間違ってる部分はもちろん私の理解不足です。
(続く)