カモを見分ける

昨日は天気が悪くなる前にお濠に鳥を見に行く時間がとれました。
見分けられたのは次のとおり。って場所を明示せずに書いても仕方ないんですけどね。
カモの類

  • カルガモ=たくさん
  • コガモ=たくさん:ペアが何組かいて、二組ほどは岸辺の枯れて倒れたヨシの上で並んで座っていました。あのペアって固定的なものなんでしょうか。泳いでいるペアの雌に別の雄がちょっかいだそうとして追い払われた直後、その雌が岸辺にいたまた別のペアの雄を突付いていました。
  • ヒドリガモ=たくさん:頭部から首にかけてオレンジっぽい褐色で額は白っぽい。嘴はグレー。胸は薄い褐色。尾は黒。
  • ハシビロガモ=10程度(ペア5組?):嘴が独特の形をしています。頭部は緑で胴は白っぽかったです。
  • 種別不明=1:全体的に青みがかった黒で嘴は赤っぽかったと思います。カルガモの2/3から1/2の大きさで、姿勢は低く(首に比べて胴が長く見えましたが明らかにウとは違いました)、頭を前後させながら泳ぐいでいました。近寄ったらヨシの陰に隠れてしまったので何なのか見分けられませんでした。
  • カイツブリ=2:図鑑に載っている冬毛よりも全体的に赤っぽかったです。風が強く波が出ている中で、波間を泳ぎながら盛んに潜っている小さな姿が健気でした。 

サギの類

  • アオサギ=2
  • ダイサギ(?)=2:チュウサギかもしれません。嘴は全て黄色くて長く、脚は暗い色。全体に白く、ふさふさした毛が生えていました。一羽は浅いところでゆっくり歩いてはじっと立ち止まり、を繰り返していました。一羽はお堀を区切っている柵の上でカワウと並んでじっととまっていました。

その他 

  • トビ=たくさん(笑):このうち二羽は外で見たわけではなく、職場のトイレに入ったときに目の前の窓の外を掠めるように飛び去っていきました。
  • セグロセキレイ(?)=1:但し尾に近い胴の部分に一箇所黒点がありました。休んでいるカモの回りを歩き回っていました。
  • カワウ=3
  • ヒヨドリ


さらに暗くなりかけた17時30分頃から15分ほど、別の水辺をうろつくことができました。

  • オカヨシガモ(?)=3:全体的に暗い灰褐色で尾が黒く、嘴は黒っぽ感じでした。岸から5mほどの場所で水の中をつついていました。
  • カンムリカイツブリ=1:顔は白く頭頂部に黒いふわふわした毛が冠のようにありました。嘴は黄色。なかなか面白い風貌です。岸から10mほどのところで盛んに潜水していました。
  • アカエリカイツブリ(?)=2:全体的に暗褐色から褐色。体型はカンムリカイツブリに似ており少し小型で首が短め。こちらも潜水を繰り返していました。

鳥って結構暗くなっても活動しているものなんですね。
カモは適度な距離を保っている限りあまり動き回らないので、見易くていいですね。私のような入門者にもってこいです。それにしても一日1〜2羽は種類の判らない鳥がいます。この辺が単独行動の悲しさです。
さて、この鳥見、熱し易く冷め易い私にはいつまで続くことでしょうか。