Mac miniその3

さて、7月半ばにはすんなり届いた(今や型遅れの)Mac mini。ようやくセットアップの時間ができました(7月22日頃の話になります)。「環境に優しい」とかいう言葉とは無縁な過剰梱包気味の箱たちから小さな本体を取り出して、底面の吸気口にサードパーティー製の埃避けフィルターを取り付けます。まずモニターとキーボード・マウスをつなげなきゃね。モニターはこれを機に購入した三菱の17インチ液晶の型落ち品。RGBとDVIの2端子装備で切り替えて使えるので、Win機もつなげられます。キーボードは何故か自宅押し入れで一年以上眠っていた(もったいない)Happy Hacking Keyboard Professional。以下HHKBと略す。何でこんなの買ったんだろ・・・忘れた。しかも家族と共用の機械のはずなのに、こんな特殊なキーボードつないで大丈夫なのか?*1といった細かいことは措いておいて、テンキーなし、その他の機能も凝縮されていてMac miniにはぴったりです。でもこのキーボードの選択が後に悲劇を・・・(というのは大げさなんですが)。

マウスは適当なUSB2ボタンでホイール付きのもの。USBポートが二つとも埋まっちゃったよ。これはまあ後でUSBハブをつなげるので大丈夫なんですが。


さあ起動してみましょう。あ、液晶に青色の常時点灯箇所発見!仕方ないですな(萎え)。これはMac miniとは無関係ですが、初手から凹みます。
OSはOS X 10.4 Tigerが入っているようです。キーボードの認識は・・・流石に全自動では認識できないから「Shiftキーの右側のキーを押せ」って。ポチッとな。・・・無反応。あ、右側のShiftキーの右側を押してたよ。左側のShiftキーの右横「Z」を押し直す。認識。マウスは問題なく認識。初期設定へ。ん?ユーザー設定より前にネットワーク設定ですか。整ったネットワーク環境下ではあたりまえなんでしょうが、おいら何も繋いでないよ。でもなんかここで「インターネットに接続しない」を選んじゃうと後々面倒そうな予感がするし、とりあえず「内蔵モデム」を選んで設定欄は適当に埋めておく・・・ってその方が後々面倒じゃないのか?・・・後で気づいたのですが、ここまで一切マニュアルを開いてません。その態度が間違ってるんだよね。
次にユーザー登録情報とOSのユーザーアカウント。これもまあ適当に・・・ってHHKB全然使ってなかったし、Mac初めてだから日本語入力と半角英数の切り替え方法すらわからん(泣)。カーソルキーすら忘れかけてる。おまけに考えてみたらHHKBのモード設定*2Macモードにしてませんでした。うきー。つなげたままディップスイッチいじるほど馬鹿じゃないので、とりあえずコードを引き抜いてMacモードにして再びコードを挿入(って、それもどうかと思うけどな)。大丈夫そう。でもMacモードにしたところで何をどうすればどうなるのか判らないので、予め仕事場でプリントアウト(公私混同)しといたHHKBのFAQを読む。ええと、「Control+Shift+;」で半角英数字になるのね。最後のとこを「J」にすれば日本語なのね。で「Command+Space」でも切り替え可能なのね。
時間帯を設定したりして、さて、終わり、と思ったら、前にも書いたとおり勝手にネット接続しようとしやがんの。少なくとも「後にします」とか選べるボタン作っといてよ。「キャンセル」だっけ何だっけ、そんなん押したら今までの40分が無駄になるんじゃないかって思いません?言うほど親切でも何でもないじゃん、Mac OS X
ということで接続キャンセルしたら無事に立ち上がりましたとさ。


まあイライラの大半は自分のせいなんですけどね。でも肝心なところで不親切っていうか、Windows 2000のインストールの方が判りやすかったっすよ。再起動が不要だって点を除いては。
いまや家庭用の計算機も最初からネットにつながってて当然、ってことですか。やれやれ。・・・ってことで後日ADSL申し込みましたよ。ええ、ええ(まあそれが当初の目標だったわけで)

*1:家人に「何これ、Macって使いづらい(注:本当はキーボードの問題だけどそこまでの知識のない家人にはMacが悪いとしか見えない)。家族用として失格。これはあなた専用にして別の買いなさいよ!」と言わせるための策略という説も。

*2:ディップスイッチで切り替えできる。