Mac miniその7 所有権

Mighty Mouseに対する興味をすっかり失ってしまった今日このごろ。だって冷静に考えると5,600円も出すマウスじゃなさそうだし。ただ、一度はグリグリのところでハァハァするのを経験してみてもいいかな。


さて、外付けハードディスクを家人のアカウントからは見えなくしようとして、というところからの続きです。とりあえずデスクトップ上の当該ドライブのアイコンを右クリックしてみると、「情報を見る」という項目があります。これがWindowsでいうプロパティみたいなもんかしら?と訳もわからずクリック。どうもそんな感じです。一番下に「所有権とアクセス権」という項目がありますね。これを弄れば目的が達成されそうです。で、弄ってみました。・・・何をどう弄ったのか覚えてないんですが、途中で変なエラーが出て、私自身のアクセス権が否定されてしまっているような・・・非常に嫌な感じです。何とか直そうとしますが駄目です。再起動してみると、デスクトップの当該ドライブのアイコンが消えてしまいました。もちろんFinderにも表示されていません。ピ〜ンチ!


半分涙目になりながら関係のありそうなヘルプを漁ります。ディスク関係の管理は「ディスクユーティリティー」を使うんでしたよね。立ち上げて「First Aid」の項目を見てみます。「アクセス権の修復」ってのがありますね。でも灰色になってて弄れません。はて、どうしたらいいんだろ?
う〜ん、管理者権限の私が自分の所有権かアクセス権を否定(たぶん)してしまった場合に、これを元に戻すには管理者権限をもってしても無理ということでしょうか。絶望。


そういやどっかで「root」とかいうのを読んだっけ。あれならいけるのかも。といってUNIXなんてさっぱり。何をどうすればいいんでしょ・・・
解説書を立ち読みしたりググったりして調べると、どうやら「Netinfo マネージャ」というユーティリティーでrootパスワードを設定するとユーザー名rootでログインすることができて、何でもできるSystem Administraterになれるみたい。root権限でシステム弄るのは危険だから止めておけとも書いてあります。でもまあ外付けハードディスクのアクセス権の問題だけで他に何もしなければ大丈夫でしょう。


ということで実行。rootでログインするとデスクトップにちゃんと外付けハードディスクのアイコンがあります。情報を開いて「所有権とアクセス権」の箇所で自分のところにアクセス権を戻して・・・また何かエラーが出て一瞬ヒヤリ。でも何となく治ったような感じです。ログアウトして自分のアカウントで入り直すと、おお、ちゃんと外付けハードディスクが認識されてます。ふぅぅぅ・・・よかった。


教訓:よく解らないのに所有権とアクセス権なんて弄っちゃいけません。


ちなみに最後の仕上げとして「Netinfo マネージャ」を立ち上げてrootを無効にしておきました。rootのパスワード、忘れないようにしておかないと・・・