焦土作戦

パウル・カレルの独ソ戦の本の題名にもありますよね「焦土作戦」。確か小学館のM文庫に入ってたと思います。
もっと遡って、ナポレオンのロシア侵攻に対してクトゥーゾフが採った作戦でもありますね。帝室周辺の受けは悪かったようですが*1
企業防衛でも焦土作戦か。まあ両方とも総力戦を宣言してますから・・・・・・総力戦というのは前線と後方の区別なく国又は組織の末端までが戦争体制に組み込まれることを意味しているわけですが、フジ側にその覚悟はあるんでしょうか。企業の規模からすれば長期戦になればフジ側に有利なのかもしれませんが。

*1:20050317追記:バルクライ・デ・トーリも、その後任のクトゥーゾフも正面からの決戦を回避してフランス軍が疲弊するのを待つ作戦をとりますが、自分たちの土地がフランス軍に蹂躙されるのを嫌う貴族たちの突き上げを食って、バルクライはスモレンスクで、クトゥーゾフはボロジノで、それぞれ決戦を余儀なくされる、と。タクテクス誌の連載「大陸軍 その光と影」を思い出します。タクテクスといえば、スパルタの王レオニダスの評伝も思い出します。テルモピュライの碑の文句は「旅人よ、ラケダイモンの国人に行きて伝えよ 汝らの掟のままに、我ここに死にきと。」でしたか。

ナポレオン

ベートーヴェン:英雄&第8番

ベートーヴェン:英雄&第8番

アルトゥーロ・トスカニーニ指揮/NBC交響楽団
 ベートーベン 交響曲第3番変ホ長調 作品55
RCA=BMG(国内盤CD・1939年録音)
トスカニーニの録音を骸骨の踊りと評したのはどなただったか忘れましたが、私は大好きです。キリッと締まった中に煌きと潤いがあって。
(20061217:アマゾンのリンク先CDが間違っていたので修正)

ダ・ヴィンチ・コード2

結局まだ人名とか確かめてないや。Silasは英語読みだとサイラス・マーナーと同じ「サイラス」ですが、本人はフランス人で名付けたのはスペイン人で、そもそも聖書から採られた渾名のようですから、一応公定訳では「シラス」でしょうか。
それからパリの教会が出てきますね。古い子午線のある教会。サン・スルピス(又はサルピス)という読み方でよいのでしょうか。20050317追記:検索してみると、サン・シュルピスという表記が一般的なようです。
もう少しちゃんと確かめてから書かないと、中途半端な知識の荒らしコテハン「書斎魔神」と変わらなくなってしまいます。注意せねば。

葬送

http://music.yahoo.co.jp/rock/music_news/barks/20050316/lauent002.html
上のベートーベンとも関連しなくはない(交響曲第3番の第2楽章は葬送の曲として有名だし)記事です。自分の葬式にどんな曲をかけて欲しいか、イギリスを中心にヨーロッパでアンケートをとったんだそうで。私の音楽の知識は極めて限られてるんで、ほとんどの曲を知らないんですが、モーツァルトのレクイエムが入っているようです。
ちなみにイギリス人って何故かモーツァルトよりヴェルディのレクイエムの方を好むようですね。自分の葬式に云々じゃなくて、無人島に持っていく云々だったか、以前どこかでアンケート結果のようなものを見た記憶があります。


注釈