気侭にZeman

「月明かりの闇」、後半はJan ZemanのAristcratをくわえながら読んだ。このパイプ、本を読みながら喫うのに頗る都合がよろしい。カンバーランドのステムは吸い口の部分が非常に薄くて私にはくわえていて全く疲れない。薄すぎるのもよくないが、私には絶妙なのだ。火皿自体は大きめで、たぶんラタキアものを詰めてゆったりスモーキングというのに適したパイプなのだろう。しかし、以前触れたとおり私はラタキアが苦手なので、このパイプには専らプルミエ・クリュを詰めて喫っている。このパイプで喫うにはきつ過ぎず、かといって薄過ぎず。このたばこは販売中止なので、手持ちの4袋でお終いなのが惜しい。
ちなみにフェル博士は主に大きなメシャムのパイプである。私はメシャムを持っていない。生来の粗忽者なのでメシャムなど持ってもすぐに壊してしまうだろう。壊さないにしても、モノグサなので、良い色になる前に素手で触って汚してしまうだろう。一本は試してみたいのだが。
ちなみにこのAristcrat、初めて海外から直に買ったパイプである。輸入時にはキッチリ国民の義務を果たしたことも付け加えておこう。