滑稽

電車で見た光景。二人掛けの席の通路に女の子が座り、通路に彼氏が立って、髪撫でたり何したりでいちゃついてました。よくある光景ですね。ふと見ると、彼が「柿の種」のあられの方を一粒どっか(たぶん鞄の中のお菓子袋)から出してきて、彼女の口に入れてあげて、で彼女は食べると上を向いてニッコリ笑って、彼はその頭を撫でて・・・・・・あんたの彼女はハムスターか何かですか?その滑稽さに思わず声を出して笑いそうになりました。
いや、まあ、自分も若い頃はそんなのをしたくてしたくて堪らないってのがありました。でもね、今や相方にそんなこと(柿の種を口に入れるから、食べてニッコリ微笑みなさい、そうしたら頭を撫でてあげよう)要求しようもんならシバキ倒されます。ちゅうかそんなこと要求しようとも思いません。ニッコリ笑顔が計算の賜物である確率が87%である(笑顔の陰に「何をアホなことさせとるねん、でもまあコイツが満足すんのやったらさせといたろ、少しは役に立たんこともない男やしな」という本心が隠されている)という現実を知ってしまっていますから。