ある意味悲劇的みたいな

出張の帰り道は単独行動になったので、新幹線の社内では携帯(というかminiSD)に入れた音楽を聴いていました。何も考えずに(時に寝ながら)聴くこと2時間、便利ですな。ファイルをまとめちゃえばあれこれ弄らずに長時間聴けますんで。まあ聴きながら受信したCメールを確かめたりはできないわけですが。あと高速移動中の車内で2時間も聴くと電池のもちが心配ですが。予備の電池買おうかな・・・
さて、今回主に聴いてたのは次の演奏でした。
ミヒャエル・ギーレン指揮/南西ドイツ放送交響楽団
 マーラー 交響曲第六番
 アルバン・ベルク 管弦楽のための三つの小品
 シューベルト アンダンテ ロ短調
Haenssler CD 93.029 (輸入盤CD・1995〜1998年録音)
 Symphony 6 in a Minor / 3 Pcs for Orchestra
マーラーの6番、バルビローリの演奏について書いたことがあったと思います。バルビローリが壮絶な中にも暖かみを感じさせる演奏なのに対して、ギーレンのは醒めた、皮肉な視線を感じさせる演奏です。このCDはまたカップリングがエライことで、マーラーの次がベルクで、最後にシューベルトのアンダンテという。こう並べて聴くと、シューベルトって結構厭世的・黙示録的なのかなあと、妙な感覚に陥るんですよね。いや、妙じゃなくて、弦楽四重奏曲のいくつかとか弦楽五重奏曲なんかは凄く破滅的ですよね、実際。