タキトゥスみたび
デジカメドナドナ分のお金は得たものの、これは有効に費消したいので一般会計は依然として緊縮状態。でも本は読みたい。・・・って咽喉痛いんだったら寝ろよな。
こういうときこそ積ん読状態の本を手に取るべきときです。タキトゥス「年代記」の下巻。1月に上巻を読み終えてから放置してあったもの。カリグラことガイウス・カエサルの暗殺とクラウディウスの即位から統治初期までが上巻でした。下巻はクラウディウスの妻メッサリナの専横と横死、そしてアグリッピナからネロの登場です。第1回三頭政治のあたりから*1ネロとその後の内乱状態がヴェスパシアヌスによって平定されるまで*2、ローマは混乱に次ぐ混乱*3という感じですから、当時の人は大変だったでしょうね。