ドヴォルザーク

 

ドヴォルザーク : 交響曲 第6番 & 第8番

ドヴォルザーク : 交響曲 第6番 & 第8番

 チョン・ミュンフン指揮ウィーン・フィルによるドヴォルザーク交響曲第6番と第8番です。
 ドヴォルザークというとやはり第9番(新世界)が有名ですが、第6番・第7番・第8番も良い曲です。特に好きなのは第8番ですが、このCDの第6番、イイですねぇ。ブラームスシューマンの良いとこを取ったような感じ。民族的とかいうのではなく、地方都市の香りというか、「鄙びた」までいかない優美な世界というか、何と言ったらいいのでしょう。
 大き目のホールの真ん中より後ろ辺りで聴くような、ちょっと焦点のぼやけた音なんですが、それが妙に曲想に合っているような気がします。ウィーン・フィルの音というのもあるのでしょうか。ちなみに第8番の方はもう少し輪郭の明瞭な音の方が私は好みです。