エルガーの交響曲 - 真木の柱に

　エルガーのチェロ協奏曲は大好きでよく聴きますが、交響曲もなかなかです。春というよりやはり秋の夕映えという雰囲気ですが。
　

　今日はサー・ジョン・バルビローリ指揮フィルハーモニア管弦楽団で交響曲第1番を聴いています。第1楽章のアンダンテ・ノビルメンテ・エ・センブリーチョ「高雅にして素朴に」の最初に出てくる、堂々としていながらどこかメランコリックな主題は、他では聴けません。

　このCDのジャケット、小さくてよくわからないと思いますが、白黒（というかセピアかな）の部分はおそらく今世紀初頭のイギリスの風景でしょう。こういうのを見ると、NHKでやっていたグラナダTV製作の「シャーロック・ホームズ」は良く作ってあったなと感心します。