The Historian その7

 The Historian
 コストヴァ(コシュトヴァ?)の「ザ・ヒストリアン」
 ようやく先読み・先聴き部分に本読みが追いつきました。45章から47章まで、1930年のロッシがオックスフォードの同僚ヘッジスに宛てた未投函の手紙が延々と続きます。これによってイスタンブールを去ってからのロッシの謎の行動が明らかになるはず。現在この途中です。
 ここまで、ドラゴンの本を巡るヒュー・ジェイムズの体験、ブダペシュト大学のゲザ・ヨーゼフ教授の謎めいた描かれ方、そしてこのヨーゼフ教授とアメリカ人司書(=吸血鬼化済み)とが連携しているようなしていないような感じで「私」の父とヘレンのホテルの部屋が荒らされるという事件、そしてヘレンの母の(ドラキュラと関係のありそうな)出自とロッシとの出会いの話等々、盛りだくさんでありました。
 分量からすると全体の半分まで来たことになります。でも先が読めない。