納得

 M-1グランプリは面白かったですね。
 ノンスタイルの漫才を見たのは初めてでした。喋りがしっかりしているだけではなく、無さそうで有りそうでお客が入り込みやすい舞台設定というのでしょうか、そこが巧くできていたのだと思います。オードリーは私はGyaOでしか見たことなかったので(あれ?そういえば「ぐるナイ」出てたっけ?)、テレビであそこまで健闘するとは思いませんでした(失礼!)。決勝のネタにはもう少し工夫が欲しかったですね。そこで投げつけるのは卵じゃなくて今なら靴だろ!とか。ナイツは、他の2組以上にパターンが固定されてしまっていた点と、ツッコミの方がボケに被って鬱陶しく思えてしまった点がマイナスかなぁ、と。
 ということで、採点結果には納得です。
 あとは個人的には栃木のコンビが(期待していなかった分)結構良かったです。目新しさはないし、将来性云々なんて言い出したら判らないけど、でも何となくリラックスして聞けました。
 さてさて、常連さん(?)2組は、まあ、あんなもんでしょう。キングコングは「守り」どころか「逃げ」の姿勢に見えましたし、何より客席を盛り上げることができなかったわけで。彼らに言わせれば「俺たちのことを理解できない客や審査員が悪い」ということなんでしょうけど。笑い飯は他だと面白いのになぁ。何でだろうなぁ。