平均律

バッハの平均律、第1巻のハ長調のフーガだけ、ギルバートのチェンバロで。バッハの時代、フーガ(或いは対位法)って時代遅れだったそうですが、音楽は形式や技法だけの問題じゃないわけで、この短い曲から得られるものを考えたらやはりバッハは偉大だと思います。昨日のエルガーのように人の心にズカズカと踏み込んでくる(と言いうのは言い過ぎですが)のと違って、さらりとせつない。


注釈