暖かい音楽
寒くなってきたので、暖かい音楽を聴きながら寝たいな、と。でも騒々しくならないのがいいな。CD棚をごそごそ。スメタナ「我が祖国」だと熱すぎるし、チャイコフスキーもちょっと。やはりドヴォルザークか。あ、リヒャルト・シュトラウスの「英雄の生涯」なんか良いかもしれません。過度に勇ましすぎず、ゆったりと流れるようで、かつベタつかない。弦楽が優位で特にチェロの音色が部屋を暖かい空気で満たしてくれます。冒頭の主題なんか何度聴いてもイイですね。奥行きがあって、押し出しも感じられて、でも押し付けがましくなく、心に沁み込むようで。不思議な感じです。体内で何かの分泌が促されるような。う〜ん、我ながら頭の悪そうな感想ですね。
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮/ドレスデン・シュターツカペレ
リヒャルト・シュトラウス 交響詩「英雄の生涯」
DENON COCO-70418(国内盤CD・1984年録音)
- アーティスト: ブロムシュテット(ヘルベルト),R.シュトラウス,ドレスデン・シュターツカペレ,ミリング(ペーター)
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 2002/06/21
- メディア: CD
- クリック: 1回
- この商品を含むブログを見る
世の中ティーレマンだメルクルだ何だ言ってる時代ですから、ブロムシュテットやらサヴァリッシュやら、あるいはサー・コリン・デイヴィス*1やら言ってるのももはや古すぎなんでしょうか。
注釈