大脱走

幻想で聴きながら新聞を読んでいたら今年の物故者の欄が。
ピーター・ユスチノフのポワロは原作からはかけ離れてたけど、あれはあれで良かったよな。「トプカピ」のお間抜けぶりも。そういえば前から気になってて調べてないんですが、「北京の五十五日」で群集に襲われるドイツ公使ってユスチノフっぽかったけどどうなんだろ。
水上勉さんかぁ・・・・・・読んだことないかも。恥ずかしい。
エルマー・バーンスタイン・・・・・・そうだ「大脱走」聴こう。幻想の後で「大脱走」のサントラというハチャメチャなことに。しかしこれも素敵な映画と音楽だよなぁ。男しか出てこないけど。脱走して捕まった大半がゲシュタポに射殺されちゃうから決して後味が良いわけではないし。でもそれも含めていろんなことが余韻として残ってくる。アクションとか戦争とか、ジャンルで括れない映画なんじゃないでしょうか。
わたくし的には視力を失ってしまう偽造屋のブライス(ドナルド・プレゼンス)と最後に東部戦線送りになっちゃう収容所長フォン・ルーゲル大佐(ハンネス・メッセマー)が好きなキャラなんですが。ブライスについてはサントラにもちゃんとそのモチーフが入ってるし。最期のヘンドレー(ジェームス・ガーナー)とのやりとりが泣けるんですよ。
オリジナル・サウンドトラック「大脱走」