芸術劇場のゲル様

NHK教育の芸術劇場を観ています。ゲルギエフ指揮ウィーン・フィルの来日公演ですね。最近コンサートに全然行ってないなぁ。
さて、曲や演奏よりもまずゲルギエフの後頭部というか演奏中刻々と変化する髪形に、次いでピアノのおっちゃん(ブロンフマン)のデブちんなのに細くてしなやかな指に目がいってしまって・・・だって手の甲とヒラの部分まではブヨブヨなのに指はちゃんと鍵盤に収まる細さだし、なお且つ手の幅があって指の長さもあって、自在に動くんですもの。ゲルギエフの指揮ぶりを見るのは実は初めてです。もっとゴツゴツした感じかと思ったんですが、割に柔らかいですね。指揮棒持たずに右手の指をピクピク震わせるのは些か気持ち悪いなあ。ウィーン・フィルは少々ダレてるような気もします。ところどころフレーズの末尾の処理がおざなりじゃないですか。まあ各部分部分全部にエネルギーを注ぎ込んでってのは無理なんでしょうけどね。
チャイコフスキーの4番は久々に聴くんですが、こんな曲でしたか(笑)。私の好みからすると第2楽章が少々乱暴ですね。ああ、でもこの第4楽章があれば他は何でもいいや。ブラーボー
(あ、ホールで叫ぶブラボー屋さんは迷惑なので止めてほしいっす)