SHURE E3cのイヤーパッド

 散財のピリオドとして、ヨドバカシメラもといヨドバシカメラのポイントでE3c用のトリプルフランジ・イヤパッドを。

耳栓部分の付替用で、径が3段階に異なるひだが鏡餅のように重なってついているやつです。付け心地がソフトで遮音性はアップするというので。今現在は半透明の硬いイヤーパッドの大を使っていて、これはこれで良いのですが、人間欲が出るもので、もう少し遮音性が・・・などと思ってしまったわけです。黄色いスポンジをまず試すべきなのですが、あれ耳に入れるの難しくて。


 でそのトリプルフランジ・イヤパッドです。昨日の通勤途中にガサゴソとケースから出して、それまでつけてた硬いのを外して付替えます。耳に挿入。・・・確かに柔らかくて且つ遮音性は高まりいい感じです。イヤーパッド部が長いんで耳には入れ辛いですけど、入ってしまうとピッタリ耳穴を塞いでくれます。
 付替えて最初に聴いたのは前日の夜インポートしたカール・ベームベルリン・フィルの1950年代のモノラル録音。ああ、この時期のDGのモノラルはやっぱ駄目だな、なんて思いながらベートーヴェン交響曲を2曲。次に1980年代のジュリーニ/シカゴ響でシューベルト交響曲第9(7)番(大きな方のハ長調)。これもCD買って積んだままで聴いていなかったのを前夜にインポート。・・・ええっ?これそもそもステレオなの?なんかモノラルのしかも状態の悪いエアチェック音源みたいに貧弱なんですけど?広がりがない以前に音自体が濁っていて聞けたもんじゃありません。ハズレCD?それともDGの録音技術ってこんなに絶望的だった?インポートの時にサンプリング周波数とかの設定がおかしかったのかな?う〜ん、何か変です。
 帰宅する電車の中では聴き慣れたジュリーニウィーンフィルブルックナー交響曲第9番を聴いてみます。。。絶対変。大きなハ長調の時と同じ変な音です。
 iPod miniいきなり壊れたか?
 よくよく考えてみると、イヤーパッド換えたんですよね(←もっと早く気付けよ!)。これが原因かも。硬い一重のやつに戻してみます。
 やた〜〜〜っ!元に戻った(ウレシ涙)
 大きなハ長調も、ベーム/ベルリンのベートーヴェンも、ちゃんとした音になってます。DGさん、犯人扱いして申し訳ありませんでした。


 てことで帰宅後に再度トリプルフランジ・イヤパッドの方に換えて耳への挿入の仕方や音量等々試行錯誤してみましたが、駄目でした。どうやっても凄まじく貧弱な音になってしまいます。イヤパッド部が長くてしかも音の通る道が細いせいでしょうか?あるいは奥まで入れすぎて(っていっても入れないと遮音効果が薄れて意味なし)道が折れ曲がったり更に細くなったりしているのでしょうか?
 こりゃ無駄な買い物をしてしまいました。