ピリオド楽器のバッハ

 というわけで消費に走る私。子供を遊ばせるために貰ったお金でコッソリCDを購入。
 

バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)

バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)

バッハの無伴奏チェロソナタ全曲。モダン楽器のものはパブロ・カザルスのものとシュタルケルの最初の録音があるのでもうお腹いっぱいなんですが、古楽器のは持っていませんでした。映画の帰りの立ち寄った本屋で(子供が迷子にならないようにビクビクしながら)「AUDIO BASIC」という雑誌*1を立読みしていたら、このCDのことが載っていたので、近くのCD屋さんで即購入。SACDとのハイブリッド盤です*2
 まず2枚目の最初の組曲第4番を聴いてみました。モダン楽器のような迫力はありません。その代わりに独特の「歌」があって良いですね。「深い精神性」云々が大事なのは承知なのですが、歌と踊りの要素に光をあてるのもまた良いかな、と。

*1:共同通信社から出ている、オーディオ関係の雑誌の中では比較的マトモな部類の季刊誌。

*2:SONYが言い出したSACDですがご本家の方は腰が引け気味のようで、最近はBMGが力を入れているようですね(SONYとBMGはグループ組んだんでしたっけ)。リビングステレオの復刻も大きいですが、国内盤新譜がハイブリッド盤で2,100円というのはもの凄くく良心的です。ただ、私にとっては演奏者がイマイチ魅力的ではありません。このSACD鈴木秀美さんや、北欧系のレーベルから出てる演奏・演奏家、それから復刻盤はいいんですが、新譜で出てるアーノンクールとかアシュケナージはちょっと・・・。更に言えば復刻盤の中でも「欲しい」と一瞬手が出たジョージ・セルCBS録音、ハイブリッドじゃなくてSACD専用なのね・・・。SONYの馬鹿ぁ!