ペリカン

 鳥にあらず。筆記具メーカーのPelikanです。
 仕事帰りに寄った文房具屋さんで、マーマレードみたいな色の小さな万年筆が。ペリカンのM320。M300をベースにした限定生産の特別色だそうです。あぁぁ、この色イイ・・・。手に入れられなかったアウロラの「ソーレ」を思い起こさせる色合い。しかも300シリーズ専用のペンケース(なぜか廃盤・・・涙)に別の万年筆を挿して使っている私にとって、300シリーズの中身は「いつか買うぞ。でも軸の色が気に入らんなぁ・・・」という存在だったわけです。その場でゲット!という気分になりましたが、お値段32K円に敗退。通常版とそんなに変わらない良心的なお値段ではあるものの、おいそれとは手が出ません。肩を落として家路につきました。


 帰宅後にウェブで調べてみると、昨年春頃の発売で本来は予約者限定なのだとか*1。まあそうした限定品の常として、予約分以外にだぶついたのが市場に出てるようで、でもまあそれも無くなりかけている様子。ウェブ通販では2〜3箇所で買えそうな表示になってますが、これは発注してみないとわかりません*2。某オークションでは23K前後という、送料や手数料を考えれば通販よりも割高な価格で落札されていますから、通販ではもう無理なのかも*3
 ああ、あの色、欲しいなあ。23Kならあれをああしてこうすれば何とかなるか。よしっ!ということで駄目モトでウェブショップの一つに発注をかけてみました。


 ということで、在庫確認メールを待っているところです。
 これで無かったら別のショップに電話で問い合わせて、それでも無かったら・・・あの文房具屋さんで定価で買うのかぁ?・・・いや、そこまでは・・・どうしよう・・・
 在庫があっても(支払)地獄、在庫が無くても(物欲)地獄。駄目人間だなぁ。

*1:ここの2年ほど文房具関係はチェックしてなかったので、こんなのが出てるなんて知りませんでした。ペリカンの「世界の都市」シリーズが終わって「世界の遺跡(世界の史跡?)」シリーズが始まってるのも。「世界の都市」の最初に出たストックホルムとベルリンには惹かれましたが、その頃には手元不如意で・・・。で「世界の史跡」も最初の「ピアッツァ・ナボーナ」の色合いをウェブで見てウットリしたのですが、これは既に品薄のようですね。残念。

*2:経験上、文房具の通販はウェブでは在庫がありそうでも、実際に発注してみると「在庫切れ・残念でした」メールが送られてくるなんていうのがザラでして。

*3:但し、ニブのサイズの問題とか、色々あるので即断はできません