幻のショスタコーヴィチ

MraShos

 iPodで音楽ではなく「The Historian」を聴つつ「音楽も同時に楽しめんもんかなぁ」などと馬鹿なことを考えながら、仕事の帰りに久々に黄色いレコード屋さんに寄ってみました。店内を探索すること暫し。ショスタコーヴィチのコーナーに懐かしいジャケットが・・・1982年録音・フィリップスレーベルのムラヴィンスキー指揮・ショスタコーヴィチ交響曲第8番。タワーレコードのオリジナル復刻企画だそうです。1989年に出た時に買って、でも諸事情で泣く泣く手放して・・・みんな貧乏が悪いのよ。という思い出のCDです。長らく再発売されなかったのですが15年以上を経てようやく復活。もうね、凄いです。暗〜い曲をこれでもかこれでもかと暗〜く演奏する、隠隠滅滅なCDなんです。今回の再発CDでは、記憶にあるより少し音が軽くなっているような気がしますが。まあ気のせいでしょう。
 このCDが出ているということは、ひょっとするとアレも、と目を僅かに転ずると・・・ありました。同じくフィリップスレーベル、キリル・コンドラシン指揮バイエルン放送交響楽団他のショスタコーヴィチ交響曲第13番「バビ・ヤール」です。リンクはこちらから。こちらはLPで出た後、市販CDという形では出ていなかった幻の演奏。凄いらしいです。こちらはまだ聴いていませんが。
 ということで、CD二枚お買い上げ。タワレコさん、ありがとう。