キーケース

 マウンテンパーカのポケットの穴は仕方がないとしても、トラウザーズの右ポケットに穴が開くのは避けたいところ。高校生じゃないんだから。(←下品)
 ですが鍵を裸でポケットに突っ込んでおけば穴も開こうというもの。で使い始めたのがウーロン茶のオマケでついてたフリースのベル型キーカバー。これが結構使いやすくて気に入ってます。思ったより丈夫ですし。ただし単純な構造なので鍵がきちんとカバーされないこともある点が不満でした。
 そこで家人が買ってくれたのが、イルビゾンテ(Il Bisonte)のベル型キーケース。

これだと鍵のついた細長いベロの末端をホックで留めることができるので、鍵がベローンと表に出てしまうことはありません。鍵を出したいときはホックを外して、平たくなっているベルの両側を持って膨らませるようにすれば、鍵が重みでスルッと落ちてきます。便利便利。でも、この方式だと、イル・ビゾンテのような柔らかい革じゃなくて硬い革の方が便利なのかも。柔らかいと使っているうちにホック周りがクニャっとならないか心配です。
 ちなみに革製品はブラウン系統のものの方が好きなんですが、ブラウン系統の小物を良い風合いに熟成させることが出来たためしがありません*1。何か薄汚くなってしまって悲しいんです。それに茶だと同じメーカーの同じシリーズの同時期の製品にしないと見た目が何となくバラバラになってしまいますよね。そんなの揃えるの面倒くさいし、全部同じシリーズなんて面白くないっす。黒なら質感は違っても遠目にはまとまって見えます。なので、小物は黒で統一しちゃってます。まあ気分の問題でしかないんですけどね。


 キーケースの画像で下になっている茶色いのは夏に銀盛堂さんで買ったFiorentinaのブリーフケース(id:makinohashira:20060901#p2及びid:makinohashira:20060903#p1参照)。想像以上にスリムで物が入らないのですが、「そういうもの」として使っています。また銀盛堂さんに行って、今度は「The Bridge (Il Ponte)」の鞄を買いたいな。でもこのブリーフケースも案外長持ちしそうだし、黒の方はTUMIがヘタッたら親父さまのお古の革鞄が控えているし・・・。
 銀盛堂さんのようなゴチャっといろんな物が置いてあって、何かが見つかりそうなお店って大好きなんですよね。買い物依存症気味(自己診断)の私にとっては良くないお店です。ブリーフケースは暫く買えないとしても、小物ならいけるかも。今回のキーケースにしても「The Bridge」という手もあったんですが(釣鐘型のキーケースはないみたいだけど)、まさか家人に「銀座行って買ってこい」と500km移動命令(というか土下座嘆願)を出すわけにもいかなかったので断念しました。これぞまさに「A Bridge Too Far」・・・

*1:一番悲惨だったのは大昔に買ったBREEの名刺入れ。その当時BREEの鞄に興味があったものの、綺麗に使えるか心配だったので「試しに」ということで名刺入れを買ってみたのです。アドバイスどおり1ヶ月半ほど日焼けさせてから使い始めたんですが、2年も経ったらなんとも小汚くなってしまい・・・鞄を買うのもやめました。BREEが悪いのではなくて、私の使い方が悪いだけなのでしょうけど。