バラバ

 

バラバ (岩波文庫)

バラバ (岩波文庫)

 古本屋さんで購入したラーゲルクヴィストのバラバ。1950年の作品です。キリストを巡るピラトとユダヤの民衆とのやりとりの中で釈放された盗賊バラバのその後を描いた作品とのこと。ゴルゴダの丘(あるいはゴルゴタの丘)で見物人の一人として磔刑を見るバラバ。その淡々とした描写から物語が始まります。読み進めて理解できるかどうかわかりませんが、純粋に小説として面白そうです。