財布への長い道のり その3

 「大江戸財布捜査網」銀座回天編。
 銀座〜銀座〜・・・とおのぼりさん気分。
 少々草臥れてきたので、まずは休んでお腹を満たそうと、和光(そういや一度も入ったことないや)を越えて歌舞伎座を越えて喫茶店YOUに向かいます。が、店の前に着いてみると3〜4人待っているっぽい人が(店の中にも何人かいたようです)。しかも列になっておらず、順番がわからない。こういう状態で待つのは嫌なので今回は断念。ああ、幻のオムライス。この時点で自棄になり、空腹のままで財布探しを続行することに。
 三越。本店を先に見ているので、特に引っかかるような箇所は無し。松屋もこれといったものは無し。
 次に伊東屋さん。万年筆はお腹いっぱいとか言いながらも、筆記具コーナーをウロウロ。でも特にそそられるものなし。小物のコーナーでブレイリオ他を検分。コードバンのウォレットは機能的には申し分ないものの何故か食指が動かない。何となく楽しくない。先に大峡製鞄さんのものを見てしまっているからかもしれません。とどめに色が黒と赤しかないらしく、アウト。
 いよいよ後がなくなってきたところで、銀盛堂さんへ。目当ては「The Bridge(Il Ponte)」の小物のコーナーです。このザ・ブリッジについては以前の日記で書きました(id:makinohashira:20060903#p1)。私にとっては「思い出のブランド」です。ここの本家のHP*1にはカタログもあるのですが、これがお洒落っぽくはあるものの決して見易いとは言えない代物です。小物類も鞄も細部が判りません。なので条件(1)又は(2)に合うような財布があるかどうかは店頭*2で確かめなければなりません。懐かしの銀盛堂、というのは大げさですが、私はやはりこのお店が好きですね。ついついブリーフケースなんかも見て長居してしまいました。ブリーフケースは8月に買ったのに。
 で、財布ですが、嬉しいことに(2)の条件に適うものがありました!
 


「最初から The Bridge にするつもりだったんだろう(出来レースやないか!)」と言われてしまうと返す言葉もありません。が、条件を満たすものがあるかどうかは行ってみるまでわかりませんでしたので、発見できたのはやはり僥倖だったかな、と。
(続く)

*1:英語版がなくなってイタリア語だけになってしまったようです。本文中でもリンクはりましたが、http://www.ilpontespa.it/thebridge06.htm

*2:ちなみに9月にHPを見たときは日本での取扱店は銀盛堂さんだけでしたが、その後計4店に増えています。「NEGOZI」→「Asia」→「Giappone」で確認できます。