スクリャービン

 久々に日記帳の色を変えてみました。何か変やね。


 ということで、スクリャービンピアノソナタ第9番。繰り返し聴いてるんですが、正直、よくわかりません。これ「ソナタ」なの?ってとこが、まず聴きとれない。漂う雰囲気が感じとれるだけ。闇の中に灯る蝋燭とその怪しい陰、か。といって、おどろおどろしいものではなく、透明感のある闇(?)なのは、この曲自体がそういう曲なのか、あるいは演奏によるものなのか、その辺は複数の演奏を聞き比べてみないと判らないっす。
 ちなみに「黒ミサ」というニックネームが作曲者自身によるものでないといった余計な情報は、既に頭にインプットされちまっています。


 何かこう、自分の中にある音楽的なものの限界を感じてしまったようで、チト悲しい今日この頃なのでした。
 でも懲りずに次はプロコフィエフの第7番。CDの収録順を無視して後ろから聴いてることになりますね。アイヒャーたん、怒らないでね。

MESSE NOIRE

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