選択
ハイエク主義的なものを含んだ新保守主義が負けたの?
よくわからない・・・
前の衆議院議員選挙では、郵政民営化が前面に出て、しかもその郵政民営化が(少なくとも竹中さんと彼を登用した小泉さんが意図したであろう)ハイエク主義的なものの選択だということが選挙民に十分に理解されていなかったような気がする。
今回の選挙では、多くの人の言うように、民主が勝ったというより自民が負けたのだけど、そこでも負けた理念が何だったのか結局のところよくわからない。
麻生首相は、辞任表明会見で自民党が保守政党であることに間違いはなく、保守であり続けなければならない、というニュアンスのことを言ったらしい。これは間違いでも何でもないけれども、日本人にとって「保守」とは何なのか、それを考え直した方がよいような気もする。そうしないと、自民も民主も訳のわからん集団のままなんじゃないかな。
そもそも保守とリベラルなんて二極で(教科書的に)語ること自体がナンセンスなのかもしれないけど・・・
よくわからない・・・
直感としては、少なくとも40代以降にとっての保守って、共同体主義的な保守、社会民主主義に近い保守、少し違うかもしれないけど経済政策に限れば宮沢喜一・加藤紘一的な(この2人を一つに括る時点で間違ってるね)保守のような気もする。
さてさて・・・
ポピュリズムとか衆愚とか言うけど、4年前の選挙もそうだったかもしれんわけで、それを棚にあげて今回の選挙にだけそうした批判を当てはめようとするのは無理があるような。
本当に よくわからない・・・