それにしても

 4年の間にイヤホンやヘッドホンの世界は大きく様変わりしていました。
 買い物依存的な状態から脱する一番の方法は、満足のいくものを見つけたら(←そこまでに無駄遣いをしてしまう場合も多いのですが)あれこれ他を見ないという簡単なことです。なので、E3cを買ってからこの種のモノに関する情報にはほとんど接していませんでした。今回、E3cを修理に出すかどうかであれこれ考えて情報を集める中で、自分が今浦島状態に置かれていることがわかりました。以前はBA方式のカナル型なんてER-4かShureくらいしかなく(というのは言い過ぎか?)、しかもER-4なんて目玉が飛び出すほど高かった記憶がありますが、今や国内メーカーも含めて選択肢も増え、ER-4も手の届く値段になっています。ポータブルなヘッドホンアンプも本当に持ち歩けるサイズと重さのものが出ていて楽しそう。
 E3c(SCL3)なんてすっかり過去のものなんですね。いつかこの交換品のSCL3が壊れたら、買い換えを考えましょう。