聖母は嘆きて

と、何となく落ち着かない気分なので、音楽を聴きながら寝ることにする。
Rossini: Stabat Mater
ジュリーニ/フィルハーモニア・オーケストラ&合唱団
with カーチャ・リチャレッリ(ソプラノ)他
 ロッシーニスターバト・マーテル
DG 410 034-2(輸入盤CD)
スターバト・マーテルという題材なのにもかかわらず、これは心を落ち着かせる音楽ではない。格好いい音楽だと思う。終曲「Amen. In sempiterna saecula」のフーガなんぞは(いささかベタな音楽ではありますが)、堪りません。セミョン・ビシュコフ指揮のCDも持っているが、演奏がやや粗雑であるように思える。このジュリーニ盤の方が緊張感と充実感があって良いと思う。