夜歩く

ジョン・ディクスン・カーの「夜歩く」を一気に読みました。
夜歩く (創元推理文庫 118-14)
私のは古本屋さんで買ったので、古い地味な表紙でした。中身は一緒ですが。
ちゅうか、カーを読み始めてから今日まで、こういう基本的な作品(?)読んでなかったのかよ!と。そういえば「皇帝のかぎ煙草入れ」も読んでないし。
でこの「夜歩く」なんですが、少々わかりやす過ぎやしませんかね。怪しい記述があまりにも目に付きやすい形で転がってて、最初からバレバレじゃん、という感じなんですが。どうなんでしょう。それにしても凶器に重さがあるとしても、サムライじゃないんだから一撃で首を落とすのは難しいんじゃないでしょうか。
血みどろゴテゴテではあるけれど怪奇ってほどでもないし。
カーのファンとはいえ少々ガッカリでした。