チェリビダッケ

特に好きな指揮者というわけじゃないんですが、こういう演奏もあるんだと感心させていただきました。
セルジュ・チェリビダッケ指揮/ミュンヘンフィルハーモニー管弦楽団
 ブルックナー 交響曲第8番 ハ短調
AUDIOR AUD-7001〜2(輸入盤CD・1994年ライブ??)
アメリカ製という怪しい海賊盤CD。型番の「〜」が全角なところがますます怪しい。中身も怪しいわけですが・・・昔NHK教育で観たチェリビダッケの演奏は確かにこんな感じでしたわ。そんときは途中で退屈して寝てしまったんですが、このCDの演奏はすんごく遅いテンポなのにもかかわらず弛緩してなくて、いつの間にか最後まで聴いてしまっています。2枚組なんで途中でCD入れ替えるのが面倒ですけど*1
しかしこういう演奏を何回か続けて聴くと、対極にあるミヒャエル・ギーレンあたりのを聴きたくなりますね。

*1:ブルックナーの8番で一番よく聴くのがヨッフム指揮のドレスデンの(EMI)で、これは1枚に収まってますから、2枚組のやつは面倒で。ちゅうか、1枚だからよく聴いているのかも。