地下壕のヒトラー備忘録
映画「ヒトラー 最期の12日間」に関する若干のメモ
- ベルリンを離れるのを断念して家族が集まった食卓の下で手榴弾二個を炸裂させるのは、ドイツ赤十字副総裁エルンスト・グラーヴィッツ教授 Prof. Dr Ernst=Robert Grawitz(フェスト107)http://de.wikipedia.org/wiki/Ernst-Robert_Grawitz
- 電話交換手でゲッベルスから「君の役目は終わった」と声をかけられ、さらに映画では拳銃自殺したクレプスとブルクドルフの頭にナプキンをかけたりしてるのは、ライプシュタンダルテ所属のローフス・ミッシュ Rochus Misch(フェスト177、Beever-Penguin版387)地下壕の生き残りとしては現在唯一の存命者(ベルリン在住)http://de.wikipedia.org/wiki/Rochus_Misch
- 官邸地下の救護所で脱出行に出発するモーンケに「お前も来い」と声をかけられるものの、足の負傷を理由に拒絶し、その場で自決してしまうのは、おそらくライプシュタンダルテの官邸警護部隊長シェードル大尉 Captain Schedle(Beevor-Penguin版387)
- 映画の中で人道的かつ献身的な医師として描かれていたのは、キャスト表(http://de.wikipedia.org/wiki/Der_Untergang)によればエルンスト=ギュンター・シェンク教授 Prof. Ernst-Günther Schenck となっている。この人物の詳細については不明。
- 映画の中でヒトラーに自殺方法を説明していたのは、キャスト表によればヴェルナー・ハーゼ教授 Prof. Werner Haase だが、フェストにもBeevorにもそうした記述はない(Beevor-Penguin版391に一箇所だけ名前が出てくるが、赤軍の官邸占拠後も邪魔をされずに治療を続けられたという内容だけ)
その他