フランソワ
飲んで帰った後は、オットー・クレンペラー氏では重過ぎるし・・・
フランスEMIから出ているサンソン・フランソワの選集2枚組。
- アーティスト: Samson Francois
- 出版社/メーカー: EMI Classics France
- 発売日: 2004/09/30
- メディア: CD
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残念ながらショパンの練習曲(エチュード)からの曲は入ってないですし、録音というかリマスタリングというか原盤の管理というか全てがEMIクオリティですが、気持ち良いですねぇ、これ。楽譜に表現されてない(って楽譜見て聴いてるわけじゃないんだけど)微妙な間やズレが絶妙の味わいになるんですね。ほろ酔い加減の心の中にしっとりと染みわたります。
聴いてみて一番しっくりきたのは何故かフォーレのノクターン第6番でした。
「技術的に不安定」だの極端な場合「下手」だの言われるフランソワ、選集だからかもしれませんが、そんなことないよなあ。嫌いな人は嫌いなのかなぁ。
ちなみにオチャラケた話になってしまいますが、備忘録的に。明治のチョコレート菓子「ショパン Cho-pan」のCMの第1弾(「百万年早くてよ!」)で松本莉緒が弾いてるのがショパン Chopin の練習曲集作品10第12番「革命」です。第2弾(今やってる「お黙りっ!」)で夏木マリが弾いてるのは「幻想即興曲」ですね。
このCMの小芝居にも何とも言い難い味わいがあります。「お黙りったら!」で振り上げた拳を受け止められて「はあぁっ(狼狽)」って・・・
酔っ払ってると碌なこと考えません。
*1:この本を読んで一番気になったのはバルビゼだったんですが、CD探してもなかなか無いんですよね。残念。