ガリレオ・コード

 え〜、ノロノロと読み進んでいるダン・ブラウン「天使と悪魔」です。
 これまでのところ基本的なプロットは「ダ・ヴィンチ・コード」と同じ感じ。すなわち「謎解きオリエンテーリング」ですな。「天使と悪魔」の方はガリレオ・ガリレイと秘密結社「イルミナティ」の暗号を解いていくので、「ガリレオ・コード」ってな名前でもいいかもしれません。
 緊迫感は、う〜ん、「ダ・ヴィンチ」の方が上かなぁ。


 200頁あたりまで読んだ限りでは、逝去した教皇の侍従で新教皇選出までの間の名目的な教皇代行の司教が「あやしい」雰囲気(黒幕か?)を漂わせていますが、どうかな。動機をどうとらえるか。
 まあ「ダ・ヴィンチ」のときも途中での予想は外れてたし、且つ外れてた方が面白いし、まだまだ300頁以上ありますからどんでん返しに次ぐどんでん返しなんてのを期待しながら読みましょう。