誰が天使で誰が悪魔?

 Angels & Demons (Robert Langdon)
 ダン・ブラウンの「天使と悪魔」、一日30頁くらいのペースでしか進んでいません。現在350頁。
 やはり黒幕として怪しいのはカメルレンゴ(Camerlengo=逝去した教皇の侍従で新教皇選出までの間の名目的な教皇代行の司教)のカルロ・ヴェントレスカさんじゃあなかろうか。誘拐された4人の枢機卿コンクラーベの前にお茶したのは彼だし、ということはその時に薬を盛ることができたかも。ヘリコプターを操縦できるってのもポイントか。ノーチェックでいろんな物を持ち込めるだろうし。前教皇毒殺疑惑まで出てるけど、前教皇の最も身近にいたのは彼だし。
 動機がねぇ。。。教皇になりたい、とか。カメルレンゴになっちゃうと教皇になる可能性は限りなくゼロに近くなるんだったよね。でも教皇になりたい。少年の時に爆破された教会の中で奇跡的に助かったのをバチカンで再現して、「私こそ神に守られし者」というのを示せば教皇になれるかも。でも相手は反物質爆弾だし、一寸無理か。