The Historian 読みというか聴き始め

 ということで「天使と悪魔」のことは忘れることにして、コストヴァの「The Historian」を読み始めてみました。というか、オーディオ・ブック(CD)を買って聴き始めてみました。ペーパーバックを1ヶ月ほど積ん読した挙句にオーディオ・ブック・・・
 

The Historian

The Historian

  • 作者: Elizabeth Kostova,Joanne Whalley,Dennis Boutsikaris,Rosalyn Landor,Martin Jarvis,Robin Atkin Downes,Jim Ward
  • 出版社/メーカー: Hachette Audio
  • 発売日: 2005/06/01
  • メディア: CD
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簡約版(Abridged)でも10枚組、でもお値段は3,000円弱。何となくお得な気分。結構なスピードなので聴き取りに四苦八苦していますが、一聴して粗筋くらいは掴めるので、まあ何とかなりそうです。繰返し聴いて現在CD2枚目の最初の方。


 少女時代の「私」が父の書斎で見つけた古い書簡。それについて父に問うと、父は何かに怯えるような感じを見せつつアメリカで大学院生だった頃の不思議な出来事を語りはじめる。ドラゴンの図章の入った謎の本の出現。指導教授だったロッシ教授のイスタンブールでの経験と不可解な失踪。ドラキュラ伝説が現代に甦る・・・
 次は「私」の母が父と出会うところのようです。どうもこの母親というのがドラちゃん一族だとか何だとか、そういう話になりそうな予感。


 少女時代の「私」の声が現代の「私」=中年のオバハンの声と同じで若干萎える、とか、音楽や効果音が大袈裟、とか、トルコ訛りの英語とかイタリア訛りの英語を無理やり再現してある部分の聴き取りは難しいな、とか、文句のオンパレードですが、そこそこ面白いですよ、これ。