蘇る死者

　気が付いてみると最近音楽を聴いてない。・・・このところ通勤のお供に「Da Vinci Code」やら「The Historian」やらの朗読CDばかり聴いてましたからね。う〜む、これは忌々しき事態です。音楽も聴きたいし鳥の声も聴きたい。でも耳は一組だけ。人生も一回だけ。何となく悲しい。
　「The Historian」の方はペーパーバックを半分までは読んでCDに追いつかせることにしたので、読みながら音楽を。雰囲気に合わせて、「死者も墓からよみがえる勢い」などと評されることもあるヴェルディのレクイエムを（笑）。いや、本当はグレゴリオ聖歌とか、ヴィクトリアとか、そんなのの方が合うんですけどね。
　

Mozart+Verdi;Requiems

　一番好きな演奏は激しくかつ素朴な味わいのトスカニーニですが、聴いているのはサー・ジョン・バルビローリ指揮のもの。少し温い感じが却って心地よいです。派手派手につくった演奏はどうも好きになれません。
　イギリスの人はこの曲が好きみたいですね。アンケートなんかとると必ず上位に入るらしいです。何故なんでしょうか？