大いなる聴衆

 本屋さんで岩波の「図書」の9月号を貰って帰って読んでいたら、青柳いづみこさんが記事を書いてますね。青柳さんといえばid:makinohashira:20050907で触れている「ピアニストが見たピアニスト」の著者です。この記事、連載なのかな。最近「図書」読んでなかったからわからん。
 で、この記事で紹介されているのが、永井するみ「大いなる聴衆」。2000年に新潮社から出て、今は創元推理文庫に入っているみたいです。知らなかった。ピアニストを巡るミステリーらしいのですが、記事を読む限りではどうも「のだめカンタービレ」(は漫画だけど)みたいな軽そうな雰囲気も漂ってきます。とすると一寸苦手かも。この著者の他の本も検索してみると・・・題名と表紙だけ見るとうむむむむです。でも食わず嫌いも良くないし。
 まあ、立読みしてみて大丈夫そうなら買いましょう。ということで散歩がてらに再び本屋さんへ。ありました、分厚い文庫本。予想していたほど軽薄ではないけど、人物の造形がペラっペラな感じも・・・最初の方を立読みしただけで判断するのも良くないかな。


 え〜い、考えるのも面倒だっ! 買おう!
 

大いなる聴衆 (創元推理文庫)

大いなる聴衆 (創元推理文庫)

 


 最近のペースだとこれで一週間は楽しめるかな?