舞台裏の神々再読
以前id:makinohashira:20050907#p2で触れた「舞台裏の神々」を再読。といってもまた立読みだったりします。
- 作者: Rupert Sch¨ottle,ルーペルトシェトレ,喜多尾道冬
- 出版社/メーカー: 音楽之友社
- 発売日: 2004/11/01
- メディア: 単行本
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今回一寸気になったのは、あるイギリス人指揮者がグラモフォンと契約していて、グラモフォンの録音技師によれば、その指揮者の録音したメンデルスゾーンの「イタリア」交響曲は何百というつぎはぎの嵐で、まあそんなだから2001年にはグラモフォンとの契約は切られてしまいましたとさ、という箇所でした。誰のことだろ? 近くにCD屋さんがあったので、メンデルスゾーンの棚を眺めてみます(ここでも何も買わなかった)。・・・ジョン・エリオット・ガーディナーがウィーン・フィルと録音したメンデルスゾーンのCDがデ〜ンと置いてあったんですが、もしかして彼っすかね?
ガーディナーは別の箇所でも、手兵のモンテヴェルディ合唱団の女性団員に下品且つ侮辱的な言葉を吐いたとか書かれていました。ホントかな?
ちなみに私はガーディナーが来日してベートーヴェンの交響曲のチクルスを行った際に聴きにいったことがあります。新鮮な演奏でしたし、音楽的にもよくまとまっていたと思います。ですから彼が無能だとは決して思わないのですが。ウィーンフィルを動かす力量は無かったのかもしれません。