カンタービレ

 「日記」のはずなのに週2ペースに落ち込んでます。書きたい(くだらない)ことはたくさんあるけど、時間が・・・時間を言い訳にするってことは本当に書きたいことではないのかもしれません。


 さて、月曜は「のだめカンタービレ」を観るのが習慣化しつつあります。中身ははっきり言って荒唐無稽だし、演出ももう少し何とかなるんじゃないの、って感じではありますが(そこは漫画と割り切って)、何かツボに嵌るんですね。今回はいきなりラフマニノフのピアノ協奏曲第2番なんてのをやってました。選曲もある意味巧いです(あいだに入るマーラーとかブラームスなんかも絶妙でやんす)。んで、今回のツボは、弾きながら「終わらないで欲しい」というあの感覚、あれです。私は聴くだけの人で、演奏者としては無に等しい経験しかないんですが、聴く側でも演奏する側でも「このまま終わらないでほしい」というあの切ない気持ちがたまらんのです。
 原作の漫画買おうかなぁ・・・でも絵がなぁぁぁぁ・・・・・・


 聴いているのはバイロン・ジャニスのピアノ、アンタル・ドラティ指揮ミネアポリス交響楽団の演奏。第3番とのカップリング。
 Piano Concerti 2 & 3
 これはCDですが、SACDハイブリッド盤も出ています。
 アメリカのオケ、アメリカ人のピアノとは思えない(失礼!)、ほの暗い情緒のある演奏。ジャニスのピアノは、粒立ちの良いどちらかというと硬いピアノなんですが、それが曲を過度に甘くせずに良い感じで、しかも音がでしゃばらずにステージ奥の(オーケストラ側の)空間に消えていくようで、非常に心地よいのです。