財布への長い道のり その4

 「大江戸財布捜査網」玩物喪志編。
 ということで半年の逡巡の末、やっと望みどおりのお財布を買えました。銀盛堂さん扱い「The Bridge」の型番01301101*1というもの。画像は色調整がいまいちですが、やや赤みを帯びたダークブラウン。ダークといっても「コゲ」まではいかない。自然に古びたような感じのムラになっています。柔らかい革で小銭入れや札入れの内側はチェックの布張り。
 
画像は札入れの開口部を上にして見たものですが、左側が札入れ・カード入れ部分、右側がボックス型の小銭入れです。
 
小銭入れはこんな感じ。写っている銀色のものは口を広げるために咬ませたライター。色合いはこの二番目の画像の方が実物に近いです。


 実はこの小銭入れの蓋、カパッと気持ちよく開いてくれません。上の2枚の画像を見ればわかると思います。蓋のヒンジにあたる部分は確かに札入れと同じ方にありますが、屈曲部から5mmほどが縫い付けられているのです。使っているうちに馴染んで開けやすくなるとは思います。ただ、その時には蓋の面に変な折皺ができていることになるかもしれません。馴染む前に縫い付けられた部分が解れてくるという心配もあります。
 決定的に不便といったことはないのですが、些か気にはなります。

*1:最後の「01」は「Pelle Naturale」というシリーズを指す番号のようです。