来年の手帳

 手帳は来年もMoleskineのデイリータイプのPocket Diaryにしました。2005年から使い始めましたので、3年目に入ることになります。
 一応「ほぼ日手帳」とか「Quo Vadis」なども見てみました。感想は以前と変わらず*1
 「ほぼ日」は各頁の一番下の無駄口引用部分が許せません。あの分を空白のメモ欄にして1,000円値段を下げろや。あるいはあそこ削ってもっと小型にしろ。これ命令。ほんと、あれさえなければねえ。ということで無駄口欄の存在(とそれに関連して値段と大きさ)ゆえに却下。
 「Quo Vadis」だと「ABP2」が一日一頁の小型版。時間目盛が21時までで、その下が別の欄になってしまっているのが惜しいところ。「Visoplan」は昔使ってた大学生協の手帳と同じじゃん。魅力なし。「Bi-Planning」、「Sapax」その他は日曜だけ特殊なのが駄目。「日曜は休め!」と理想を押し付けられても、日曜に仕事が入るのが現実なんだから。
 「超整理手帳」「能率手帳」はいずれも私には合いません。手帳に使い方を合わせるなんてまっぴら御免なので。


 ということで、無難に「Moleskine」。これに予定は青インク、実際の行動(と、時には感じたこと)をボルドーで書き込んでいくのが基本。To Doも予定と同じように書き込んでオレンジのアンダーラインをひくだけ。特記事項は後日グリーンで記入するけど、これはめったになし。インクによっては裏写りするけど、気にしない。紙面がほぼのっぺら坊なので、予定は細部まで書けるし、自分なりの情報の配置を考えられる。これが有難いですね。
 まとまったプロジェクト関係とか、鳥見の記録なんぞは別にコクヨ野帳を併用。でもそれ以外は何でもかんでもとりあえずはMoleskineに書き込むようにしています。
 まあ、何といっても、一度慣れちゃうと変えたくない保守的というか怠惰な人間だというのが、一番の決め手ですかね。
 あと、カバーやら何やら余計な物欲を煽られなくてすみます*2。私のような無駄遣い人間にとってはこれも重要な要素です。


 Moleskineの欠点とその対処法:

  • 朝の時間目盛が7時(印刷は8時から)始まり*3。早いと5時頃から行動することもあるので、これは一寸いただけない。ただ、早朝の予定や行動は細かく書き込むことは少ないので、7時台の1行分で事足りる場合がほとんど。
  • 夜の時間目盛が20時まで。でも、その下に5〜6行分のメモ欄があるので深夜まで十分カバーできる。
  • 日曜には時間目盛が入っていない。でも、スペースは他の曜日と一緒なので、他の曜日と同じように時間目盛が入っているものとして使えばよい。
  • 万年筆のインクの裏うつり。これは上に書いたように、気にしない。
  • 最上段の月日・曜が印刷されている横のスペースが無駄。私はそこに起床・就寝時刻と天気、その日の主要な行き先等を記入しているので、無駄にはなっていない。
  • 便利な情報の頁・欄が少ない。これは必要なもの(例えば地下鉄の路線図やらバスの時刻表やら)を自分で用意して一番後ろのポケットに入れとけば良い。むしろその方が便利。
  • ゴッホだのヘミングウェイだの、小ジャレた薀蓄が付きまとって鬱陶しい。手帳の機能には関係ないので無視。


 という感じです。


 20070108追記:よく見てみたら、2007年版は時間表示が24時間制じゃなくて12時間制になってますね。余計なことしてくれたもんだ。

*1:2年前のid:makinohashira:20041101#p1で全く同じようなことを書いています。

*2:薄いタイプについては革カバーなんかを出してるメーカーもあるようですが、デイリー・ダイアリー用のカバーは見たことがありません。あっても無駄に分厚くなるだけなので使わないと思います。本体だけ鞄に放り込んでおいても何の違和感もないし、丈夫で型崩れもしませんしね。

*3:「8」の目盛は一行目の下方に印刷されているので、一行目=8時台なのかもしれませんが、私は一番最初の行を7時台、2行目を8時台として使っています。