フィレンツェ史

 大岩誠訳のマキャヴェリフィレンツェ史」上下二巻(岩波文庫)。古本屋さんで買ったまま積ん読状態だったのを読み始めてみました。
 第1章は西ローマ滅亡から15世紀半ばまでのイタリア史概観で、第2章から本筋のフィレンツェ史が始まるのですが、第1章を読むのが辛かったこと。幼少の頃から(?)カタカナの人名を覚えるのが得意だったはずなのに・・・。高校では世界史が得意科目だったはずなのに・・・(もっとも今に至るまで漢字の方は苦手で、必然的に東洋史は得意とはいえなかったわけですが)。「カノッサの屈辱」「アナーニ事件」「アヴィニョン捕囚」「シスマ」といった高校世界史お馴染みの用語が使われているわけでもないし、高校世界史よりもっと細かい人名・地名がバンバン出てくるし・・・と言い訳してみても、脳みそが衰えているという悲しい現実を認めざるをえません。年表を見ながら読み進めてます。


 20070303追記:記憶力の減退についてはid:makinohashira:20041129#p1でも既に同じ嘆きを記していました。過去の日記に何を書いたかも覚えていないわけです。