音と言葉(フルトヴェングラーじゃないよ)

 金土日と出張ですた。昼間は仕事で夜は飲んだくれ、クタクタ。宿の寝床で明け方伸びをしたら左脚が攣りました。歳かなぁ。しょんぼり


 今回の出張のお供はこんな本。
音楽と言語 (講談社学術文庫)
ゲオルギアーデスの「音楽と言語」講談社学術文庫です。特に声楽曲における音楽と言語の関係を、キリスト教典礼音楽の歴史を語りながら論じるというもの。宗教改革期にラテン語典礼から離れて教会内に各国語を持込もうとしたルターの試みと、それを受けてシュッツやバッハ生み出したドイツ語のリズムと抑揚と文章構造に対応した新たな音楽形式といった辺りが、この本の核心的な部分でしょうか。
 って偉そうに書いてますが、往路も復路も寝てる時間の方が長かったので、読んだのは半分程度。バッハを終えてウィーン古典派に入る前のところでストップです。


 日本語についても言葉と音楽(特に西洋式の音楽)の融合と乖離についてはあれこれ言われますね。歌謡曲もそうだけど「君が代」なんかも。抑揚の問題は措くとして、現代日本語にとってリズムって何なのでしょうね。「君が代」は古典日本語ですが、じゃあ古典日本語のリズムと現代日本語特に口語のリズムにはどんな繋がりと隔たりがあるのか、といった点も含めて、いずれは考えてみたいものです。
 明日は半休だから図書館に行ってみよう。。。・・・残念、休館日です。