指揮マネ

 指揮マネというと、CD屋さんでクラオタの方々が何事か(あるいは何の曲か)をブツブツ呟きながら腕を振ってるアレが思い浮かびます。私も時々iPod聴きながら手をブラブラさせている立派なクラオタ見習いだったりするわけですが・・・
 そういえば、パリの何処だったかの地下鉄の駅で、タキシードを着てレコードに合わせて棒を振ってるお兄さんを見たことがあります。一寸立ち止まりましたが、お金をチャリンとはしませんでしたねぇ。おいおい、ヴァイオリンとかじゃなくて指揮マネかいっ!って。


 「指揮者ものまね好田タクトに大爆笑」(日刊スポーツ)2007年11月5日9時38分
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/entertainment/n_comedian2__20071105_11/story/05nikkanspettp00711050007/
 以下、一部を引用しますと

 世界的指揮者たちのものまねでブレーク中の好田タクト(44)が4日、東京・浅草東洋館(旧フランス座)で生オーケストラをバックに「タクト音楽祭」を行った。「世界指揮者人名辞典」と題し、陶酔して風呂の湯をかき回すようなカラヤン、霧吹きで大汗をかき髪を振り乱す小沢征爾など6人の模写で観客を爆笑させ「大好きなクラシックの面白さが伝わればうれしい」と喜んだ。

こういう芸人さんもいるんですね。
 何よりも、記事の「陶酔して風呂の湯をかき回すようなカラヤン」という箇所がツボなのですよ。風呂とはいいませんけど、魔女が何か怪しげなものをかき回すような感じ(あるいは洗面器でハンカチを洗ってるような感じ)ですもん、フォン・カラヤンの指揮。


 サンケイスポーツの同じく11月5日付の記事(http://news.www.infoseek.co.jp/topics/entertainment/n_comedian2__20071105_11/story/05sankei120071105000/)では、フォン・カラヤン小澤征爾の他にチェリビダッケレヴァインストコフスキー朝比奈隆の名が挙がっています。
 タクト氏については、サンスポの方で次のような説明があります。

芸歴25年の苦労人らしく、タクトは感無量の表情だ。指揮者の形態模写を持ちネタに、昭和59年にTBSのお笑い勝ち抜き番組で優勝し、司会のビートたけしから芸名を与えられた。その後は吉本新喜劇の一員になったが、指揮者芸を忘れられず退団。大道芸人として世界を放浪しながら、10年近く温めてきた企画が「タクト音楽祭」だった。

一度見てみたいですね。