マッケラスのモーツァルト
休日ですな。最近休みといえばへばっていまして。今日は久々にシャンとしてたので、家族とお散歩・外でお昼ご飯。ついでに黄色いレコード屋さんに寄ってお買い物。
・・・HMVで買ったCD未だ聴いてないのに。
・・・同じ曲のCDはなるべく買わないって誓ったのに。
サー・チャールズ・マッケラス指揮スコットランド室内管弦楽団で、モーツァルトの交響曲集(38番〜41番)。LINNレーベルのSACDハイブリッドです。私の大好きな38番「プラハ」が入ってるし、新譜だけど2枚組で約3000円だったので、エイヤッと勢いをつけてお小遣いで購入。
マッケラスといえば先ずはヤナーチェクのスペシャリスト、ですがレパートリーは広くて*1、モーツァルトに関してもプラハ室内管弦楽団を振った交響曲全集がありますし、様々なオペラも録音してますね。この2枚組のSACDは全集とは異なる新録音。ピリオド奏法を採り入れたモダン楽器の小編成オケでの演奏という点では前の録音と同じ路線のようです。私は前の録音聴いてないんですけどね。
難しいことはおいといて、早速38番を聴いてみます。アーティキュレーション/フレージングなんかは別に奇抜なもんでもなく、時折みせるテンポの揺れは古楽奏法というよりむしろロマン的だな、と感じてみたり。チェンバロの通奏低音が入ってるなんてこともありませんし。何か人数*2のせいか録音のせいか、ヴァイオリンが少し引っ込んで聞こえるんですが・・・で、金管がズンチャカ(音が割れんばかりに)よく鳴ってます。この辺を捉えて「ピリオドっぽいな」なんて言うのは幼稚なんでしょうね。
LINNのSACDはブリテンの「イリュミナシオン」を持っていまして、あまり印象がよくありません。「どうですかこの録音の良さはッ!」と押しつけがましく迫ってくる整いすぎた音に辟易してしまうんですね。今回のモーツァルトはそこまでのことはありませんが、何か変だなぁ。音場に奥行きがあって、上方向にスッと上っていくのは気持ち良いんだけど。何か弦・木管の鳴り方と時々いやらしくブボッと強奏するトランペットの鳴り方が違うような。何だろうこの違和感は。うちのオーディオ装置が変なのかも。
- アーティスト: Wolfgang Amadeus Mozart,Charles Mackerras,Scottish Chamber Orchestra
- 出版社/メーカー: Linn
- 発売日: 2008/02/01
- メディア: CD
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そういや、黄色いレコード屋さんで見かけないのでHMVで買ったフルニエのバッハ「無伴奏チェロソナタ」、今日行ったらAccordのミニミニ特設コーナーがあってHMVより安い値段で置いてありましたとさ。ぶぅ