種火
酒飲んでヘロヘロになって逃避するのとバランスをとる意味(?)で、聴いているのはベートーヴェン様の後期の弦楽四重奏曲。ずいぶん前に書いたイタリア四重奏団の演奏で。
- アーティスト: Quartetto Italiano
- 出版社/メーカー: Philips
- 発売日: 1997/09/16
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特に作品番号132なんか、艶やかな音色で重苦しい主題を奏でられると、不思議と頑張ろうって気になるもんです。何か、頑張れば良いことあるかな、って。歓喜とか勝利とかじゃなく、変な表現ですが人生に「ぬくもり」が得られそうな。同じベートーヴェンでもミサ・ソレムニスのグローリアを聴いて高揚したり、ベートーヴェンじゃなくヴァーグナーのジークフリート牧歌を聴いてクッタリしたり、そういうのとは違う。冬の東部戦線で四号戦車を始動させるためにまず焚き火で暖める、その焚き火のような。・・・お前は東部戦線に送られたことがあるのか?というツッコミは無しでお願いします。
ベートーヴェンといえば・・・
- 作者: 金聖響,玉木正之
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/11/16
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