ビーチャム違い

 ハイドン交響曲第101番「時計」は、トスカニーニ、ビーチャム、ヨッフムブリュッヘンのCDを未だじっくり聴き比べている最中。全く関係のない話ですが、このサー・トーマス・ビーチャムの名前で思い出すのが、映画「料理長殿、ご用心」だったりします。
 美食家マックス(ロバート・モーレイ)は医者からカロリー制限を言い渡され、粗食(?)に甘んじる毎日ですが、一方で自らの主宰する雑誌で「世界の料理長(シェフ)ベスト4」なる企画を考えます。この4人のシェフのうち3人が次々と殺されていき、最後に残ったデザート世界一のナターシャ(ジャクリーン・ビセット)も・・・というお話。このマックスの忠実な女秘書(マッジ・ライアン)の名前がビーチャム。何かある度にロバート・モーレイが「ビーチャム!」と叫ぶのが印象に残ってしまって。正確に言うと耳に残っているのは吹き替えの人の声。その名前が判りません。とほほ
 面白い映画で、ロバート・モーレイのコミカルな演技を堪能できるんですが、DVDにはなっていないようです。


 追記:吹き替えは確か滝口順平さんですね。どくろべえ様とか「ぶらり途中下車の旅」の人。