名曲名盤100

010モーツァルト第31番

今日は続けてもう1曲。諸井誠『交響曲名曲名盤100』の都合10曲目は、モーツァルトの交響曲第31番(KV 297)「パリ」です。パリでの演奏会のためにパリで作曲されたから、パリ。クラリネット入りで、ゴージャス。それにしてもパリかぁ。何となく胡散臭いなぁ…

009モーツァルト第25番

諸井誠『交響曲名曲名盤100』を手がかりに交響曲を聴こう。 ハイドンの次はモーツァルトから8曲。最初は第25番KV183、小ト短調です。映画「アマデウス」のオープニング・タイトルのところで用いられていたのが印象的でした。私もアレで認識したクチでして。 …

aハイドンのまとめ

第92番のところで書いたとおり、私はハイドンの熱心な聴き手ではありませんでした。昔からもっていたCDはドラティ(第45番「告別」)、バルビローリ(第83番「雌鶏」)、ベーム(第92番「オックスフォード」)、トスカニーニ(第101番「時計」)、それにホグ…

008ハイドン第104番

諸井誠『交響曲名曲名盤100』を手がかりに交響曲を聴こう。 ハイドンの最後8曲目は第104番。わかりやすく聴衆の気を惹こうというのではなく、真面目な真面目な曲です。『名曲名盤100』でも「動機労作的作曲技法」「循環構成」への言及があります。転調による…

007ハイドン第103番

諸井誠『交響曲名曲名盤100』を手がかりに交響曲を聴こう。「パパ」ハイドンの7曲目は第103番「太鼓連打 mit dem Paukenwirbel」・・・第94番の「ティンパニずどん」に対して「ティンパニドロドロ」でしょうか。序奏部の冒頭にティンパニのロールが入ります…

006ハイドン第101番

うへっ 間が空いちまった。1週間に1曲のペースでいきたかったんだけど。 諸井誠『交響曲名曲名盤100』を手がかりに交響曲を聴こう。6曲目は第101番「時計」です。手持ちのCDは以下のとおり。 トスカニーニ/NBC(RCA・1946年録音):第99番及び協奏交響…

005ハイドン第100番

諸井誠『交響曲名曲名盤100』を手がかりに交響曲を聴こう。第94番「驚愕」、第100番「軍隊」、第101番「時計」と、第2楽章に特徴がある交響曲が並びます。「軍隊」では、大太鼓とシンバル(それにトライアングル)という、当時オーケストラではあまり用いら…

004ハイドン第94番

ようやく復活気味。でも、音が低く聞こえるのは治らず。このままになっちゃったらどうしよう。絶対音感があるわけじゃないからじきに慣れるのか。 さて、諸井誠『交響曲名曲名盤100』を手がかりに交響曲を聴こう。1週遅れです。最近これしか書いてない気がし…

003ハイドン第92番

諸井誠『交響曲名曲名盤100』を手がかりに交響曲を聴こう、第3回はハイドンの交響曲第92番。渾名はハイドンがオックスフォードから名誉博士号を授与された際の記念に演奏されたことから「オックスフォード」。元々はフランスのドーニ伯爵からの依頼に基づく3…

002ハイドン第83番

諸井誠『交響曲名曲名盤100』を手がかりに交響曲を聴こう、企画第2回の今回はハイドンの交響曲第83番。『名曲名盤100』では、いわゆるパリ交響曲群(第82番〜第87番?)からはこの1曲が選ばれています。第82番の「熊」なんかも良い曲なのですが、100曲という…

001ハイドン第45番

年度も改まったことだし、今年の目標のその3として立てた*1、私の原点(?)に立ち返って「諸井誠『交響曲名曲名盤100』(音楽之友社・1979年)を元に交響曲を聴く」というのを初めてみましょう。目標は1週1曲。本の並びに従って。準備作業として、所有CD…